涙の勝利
野球ってわからないものですね。
あんなに調子が悪く毎回得点圏までランナーを出し、いつやられてもおかしくない金子投手と6回まで4安打しか許さない完璧な投球を披露した村田投手。
それでも試合に勝っちゃうっていうか、負けちゃうって言うか、、、
それが面白いっていうか、怖いっていうか。
始終日ハムペースで試合は進んでいましたが、ロメロ選手の一発でオリックスの試合に変わりました。
金子投手は本当に苦しそうでした。
軸になる球がなく、制球もままならない状態で球数を要していました。
それでも粘り強く投げ結果的には6回4安打1失点。
もっと打たれたように感じたくらい苦しい時間でした。
6回に降板した後、宗選手が必死のセフティーバントを失敗した時、ベースを叩いて悔しがったのは、チームでなんとか金子投手に勝ちをつけたかったからではないかと思います。あの時の表情が本当に心に残っています。
チーム全員で1つになり7回以降の中継ぎ陣は危なげなく気合いの入った投球を披露してくれました。
12回裏、金子投手がチラッと映った時、目尻を拭っていました。もしかするとただかゆかっただけかもしれないし、たまたま触れただけかもしれませんが、僕には涙を拭いたように見えました。
終わりはとても変な感じでしたが、金子投手が苦しみながらも守り抜いたゲームを全員で勝ちに繋げた心打たれるゲームでした。
ちなみに、清宮選手には金子投手も増井投手も危なげなく、格の違いを感じさせるさすがの投球でした。
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